2025/12/1 (月) ギーター・ジャヤンティーのお知らせ
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まずお知らせから。
2025年12月1日(月)は、ギーター・ジャヤンティーということで、
バガヴァッド・ギーターの全18章のパーラーナヤ(朗唱)を、オンラインにて、
第一部: 午前8時~
第二部: 午前9時半~
第三部: 午前11時~
(全て日本時間)
それぞれ、一時間弱ほどに分けてチャンティングします。...
南インドのアシュラムで毎日食べているアンナ(食べ物)を通じて、伝統的なスピリチュアル(精神的成長の為の)生活を紹介します。毎日更新中。私=アハム(aham)は、アンナム(annam)=食べ物。
2015年5月31日日曜日
2015年5月30日土曜日
2015年5月29日金曜日
インドでは料理をする際、味見をしないという件
「ヒンドゥー教は、この宇宙の全て、あなたも私も神様なので、
もちろん食べ物も食べる人も皆神様です。
だから、アハマンナム(私は食べ物)で、
その次のマントラが、アハマンナーダハ(私が食べる者)なのです。」
本文から
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今日はエーカーダシーゆえに、あまり目新しい食べ物ネタは無さそうなので、
いつもとは違うトピックを書きますね。
ヒンドゥー教では、料理をしたら、まずバガヴァーンに捧げます。
そして、それをプラサーダムとして、皆でいただくのです。
(プラサーダムについては、後ほど詳しく説明しますね。)
ゆえに、一度手をつけた食べ残しをバガヴァーンに捧げるわけにはいかないので、
味見は出来ない、という論理です。
ちなみに、バガヴァーンに捧げる前に、花や食べ物の匂いを嗅ぐのも
同じことです。インドの神々は、食べ物を見るだけで、
もしくは蒸気を吸うだけで、満足するので、
匂いを嗅ぐと言うのも、食べることと同じことなのです。
| ダイニング・ホールにある、 ガネーシャの神棚。 お腹の大きなガネーシャは、食べ物を供する場所でよく奉られています。 |
ゆえに、伝統的なヒンドゥーのキッチンには神棚があります。
料理をするときにも、衛生学的な清さよりも、宗教的な清さがもとめられます。
味見をしないのももちろんですし、キッチンで飲み食いするのもご法度です。
食べている途中の人がキッチンに入ることもよしとされません。
出来たご飯を、一番に神棚に捧げる。
これを「ナイヴェーディヤ」といいます。
そして、そのお下がりをいただく。
自分が食べるときも、自分の身体の中のバガヴァーン、
つまり消化能力として表れている、宇宙の法則に対しての捧げ物として、
ご飯をいただく。
そして、食べること、食べ物、食べる人、食べる機能、
全てを可能にしている知識と、それを支えている意識的存在、
つまりバガヴァーンに対して、
そしてそれは他でもない、この私に対しての
捧げ物として、ご飯をいただくのです。
~~~~~~~~~~
ヒンドゥー教は、この宇宙の全て、あなたも私も神様なので、
もちろん食べ物も食べる人も皆神様です。
だから、アハマンナム(私は食べ物)で、
その次のマントラが、アハマンナーダハ(私が食べる者)なのです。
そんな、何でもかんでも神様って、何を信じていいか解らなくならない?
って一神教の人に聞かれそうですね。
あれもこれも多様な現象の全ては、物理とか生理、心理の法則の中で起きている。
法則とは知識に他ならず、ということは、全ての現象は知識の現れ。
知識は必ず、意識的な存在のところにある。
無数の多様な知識の存在は、ひとつの意識的存在に支えられている。
その、意識的存在ってどこにあるの?
それは、いまそこにあるあなたに他ならないでしょう?
だから、全てが神様なのです。
このことは、理解されるべきことで、
信じるべきことではありません。ヒンドゥーの教えとは信仰では無いのですよ~。
一神教のように、あなたとは違う、どこか別の場所にいる、
誰か別の人が神様だなんてことを、信じることを要求する、
そんな宗教ではありません。
じゃあ、全てが神様で、私も神様だったら、
ご飯を食べる前に、味見もせずに、バガヴァーンに捧げるとか、
寺院にいって、バガヴァーンの偶像にお祈りするとかって、
どういうこと?
と思われるのは自然なことです。
その説明は、最初にあるように、
ヒンドゥーの生活の隅々にまで渡っている、
「祈りのフォーム」とは、
「自分のどこをとっても、バガヴァーンとは別の存在では無い」、
と最終的に解る為の仕掛けなのです。
いきなりこんなこと言われても、深すぎますね!
2015年5月27日水曜日
2015年5月22日金曜日
2015年5月19日火曜日
2015年5月18日月曜日
ふわふわイドリー
この南インドのアシュラムでは、何年か前までは毎朝イドリーが出ていた。
南インド人にとってはそんなこと当たり前なんだけど、
長期コースで勉強しに来た北インド人や外国人にとってはキツイらしく、
「毎日イドリー食べられない症候群」で心身の健康を崩し、
コースを去っていく北インド人&外国人が続出したことから、
今まで何回も、ダイニングホールでのメニューの見直しがされてきました。
というわけで、今では朝昼晩3食とも、
とってもバラエティーに富んだメニューになっております。
とはいっても、後から来た人は「毎日一緒」とかあれこれ文句を言いますね。
「欲求と言うものには終わりが無い」という事実の表れですね。
特に食べ物など追究し出したら終わりがありません。
しかし、「食べ物をどんなに追究しても、何処にも辿り着かない」と気付いた人が
このようなところに来るべきなんですけどね。
でも、スワミジは、「なーんの心配も無く、ただ勉強に集中できるように」と、
生徒の要求するものは何でも与えるポリシーです。
住居も食べ物も、全部整えて、
一日中教えてくれる。
何も要求すること無しに。
こんな場所、今回のビッグバンからの創造で、後にも先もここだけです。
・ イドリー(ふわふわで小さかったので、今日は2個!)
・ 茹でピーナッツの炒め物
・ トマト&ココナッツチャツネー
・ ガンパウダー(胡麻、唐辛子などのソース)
・ ミルクティー
南インド人にとってはそんなこと当たり前なんだけど、
長期コースで勉強しに来た北インド人や外国人にとってはキツイらしく、
「毎日イドリー食べられない症候群」で心身の健康を崩し、
コースを去っていく北インド人&外国人が続出したことから、
今まで何回も、ダイニングホールでのメニューの見直しがされてきました。
というわけで、今では朝昼晩3食とも、
とってもバラエティーに富んだメニューになっております。
とはいっても、後から来た人は「毎日一緒」とかあれこれ文句を言いますね。
「欲求と言うものには終わりが無い」という事実の表れですね。
特に食べ物など追究し出したら終わりがありません。
しかし、「食べ物をどんなに追究しても、何処にも辿り着かない」と気付いた人が
このようなところに来るべきなんですけどね。
でも、スワミジは、「なーんの心配も無く、ただ勉強に集中できるように」と、
生徒の要求するものは何でも与えるポリシーです。
住居も食べ物も、全部整えて、
一日中教えてくれる。
何も要求すること無しに。
こんな場所、今回のビッグバンからの創造で、後にも先もここだけです。
・ イドリー(ふわふわで小さかったので、今日は2個!)
・ 茹でピーナッツの炒め物
・ トマト&ココナッツチャツネー
・ ガンパウダー(胡麻、唐辛子などのソース)
・ ミルクティー
2015年5月17日日曜日
2015年5月16日土曜日
2015年5月15日金曜日
2015年5月14日木曜日
パラーハーラ(エーカーダシーの食べ物)
今日はジェーシュタという名前の月の、
満月から数えて11日目の日、エーカーダシーです。
いつもの食事は摂らず、パラ(果物)・アーハーラ(食べ物)と呼ばれる、
宗教的な基準に沿った食べられるものが決まっています。
・ 茹でたジャガイモ(今日は皮を剥いてくれていた)
・ シャーマ(誰に聞いても何かよく分からない)
・ 茹でピーナッツ
・ 岩塩
・ 黒胡椒
基本は穀物と野菜、そして普通の塩やターメリックなどは摂りません。
コインバトールに来てからは、自分でフルーツなどを用意して食べていましたが、
今年からは、生徒の中の有志が、パラーハーラでありながら
腹持ちのするメニューをアレンジしてくれています。
エーカーダシーの食事制限をすることはプンニャですが、
エーカーダシーをしている人を助けることも、プンニャです。
より多くの人にプンニャを得る行為を広めたり、
プンニャを得る行為をする人を助けたりすることも、
プンニャであり、大きな社会貢献です。
このアレンジメントのお陰で、より多くの人がエーカーダシーをするようになりました。
私もすごく助かっています。
感謝感謝。。
満月から数えて11日目の日、エーカーダシーです。
いつもの食事は摂らず、パラ(果物)・アーハーラ(食べ物)と呼ばれる、
宗教的な基準に沿った食べられるものが決まっています。
・ 茹でたジャガイモ(今日は皮を剥いてくれていた)
・ シャーマ(誰に聞いても何かよく分からない)
・ 茹でピーナッツ
・ 岩塩
・ 黒胡椒
基本は穀物と野菜、そして普通の塩やターメリックなどは摂りません。
コインバトールに来てからは、自分でフルーツなどを用意して食べていましたが、
今年からは、生徒の中の有志が、パラーハーラでありながら
腹持ちのするメニューをアレンジしてくれています。
エーカーダシーの食事制限をすることはプンニャですが、
エーカーダシーをしている人を助けることも、プンニャです。
より多くの人にプンニャを得る行為を広めたり、
プンニャを得る行為をする人を助けたりすることも、
プンニャであり、大きな社会貢献です。
このアレンジメントのお陰で、より多くの人がエーカーダシーをするようになりました。
私もすごく助かっています。
感謝感謝。。
2015年5月11日月曜日
充実した毎日
毎週月曜日はクラスが9個もあるということに今日初めて気付いた。
6クラスはヴェーダーンタやサンスクリットを教えて、
3クラスは偉大な先生方に教えてもらっています。
さらに今月は、毎日2人ずつ生徒との面談があるので、
ゆっくりご飯を食べる時間がありません。
合間合間に、新しいサンスクリット文法書3冊を執筆・編集もしています。
もちろんほとんど自らこんな状況を作っているのですが、
私のペースでは、これぐらいが「充実!」でいいのでしょう。
合間合間に、新しいサンスクリット文法書3冊を執筆・編集もしています。
もちろんほとんど自らこんな状況を作っているのですが、
私のペースでは、これぐらいが「充実!」でいいのでしょう。
プージャスワミジの近くに住みながら、
毎日朝早くから夜遅くまで、シャーストラ(文献)にどっぷりの生活を送ることが出来るなんて、
毎日が幸せすぎて、楽しすぎます。
人生最後の日まで、毎日こんな感じだったらいいな!っておもう毎日です。
| スペシャルなランチ |
・ ヴァダイ(輪っかになってない変な形のを引き受けました)
・ オクラのサンバル
・ バナナと豆のココナッツ炒め
・ パランタのようなチャパティ
・ 麦飯
・ 白いご飯
・ ココナッツとダールのパヤサム
2015年5月9日土曜日
2015年5月8日金曜日
2015年5月7日木曜日
ガネーシャ・プージャーの夜
今日はサンカタハラ・チャトゥルティといって、ガネーシャのプージャーです。
ラドゥーは毎回出ますが、今回はナツメヤシがありました。
ドバイから長年の生徒が来ていたので、もしかしたら彼らのお土産かもしれない。
プラサーダム
・ ラドゥー
・ 黒いひよこ豆
・ デーツ(干しナツメヤシ)
夕飯
・ 麦飯
・ ケチャリー
・ キャベツ炒め
・ ダール
・ ターメリック入りホットミルク
今晩のようにプージャーがある日は、多くの地元の人が参拝に来て、
帰りにダイニングホールで夕飯を食べて帰ります。
プージャ・スワミジの優しい方針で、
そういう人達こそに沢山のご飯を食べて帰ってもらうように、
ということで、今晩のような日は、沢山の量のご飯が用意されます。
お客さんや、周りの人の為にベストなものを受け取ってもらう。
このスワミジの貫き通している姿勢を、一生かけて少しでも多く真似して行きたいです。
ラドゥーは毎回出ますが、今回はナツメヤシがありました。
ドバイから長年の生徒が来ていたので、もしかしたら彼らのお土産かもしれない。
プラサーダム
・ ラドゥー
・ 黒いひよこ豆
・ デーツ(干しナツメヤシ)
夕飯
・ 麦飯
・ ケチャリー
・ キャベツ炒め
・ ダール
・ ターメリック入りホットミルク
今晩のようにプージャーがある日は、多くの地元の人が参拝に来て、
帰りにダイニングホールで夕飯を食べて帰ります。
プージャ・スワミジの優しい方針で、
そういう人達こそに沢山のご飯を食べて帰ってもらうように、
ということで、今晩のような日は、沢山の量のご飯が用意されます。
お客さんや、周りの人の為にベストなものを受け取ってもらう。
このスワミジの貫き通している姿勢を、一生かけて少しでも多く真似して行きたいです。
2015年5月6日水曜日
2015年5月5日火曜日
2015年5月4日月曜日
互いのお皿を満たしあう習慣
夕方はいつも、アシュラムの広大な敷地内にある、
テンプルにお参りに行って、ジャパをしてから、
プラサーダムを貰って、その足でダイニング・ホールに向かいます。
たまにプラサーダムがあまり残っていなかったら、
他の人達の為に残して、ちょっとだけか、または「見るだけ」にします。
デーヴァター達は、お供えを「見るだけ」でおなかがいっぱいになるそうです。
そうやって、手ぶらでダイニング・ホールに行くと、
周りの人が、「プラサーダムは?」と聞いてきます。
特に何も答えずに笑顔だけで返すことにしていますが、
気を遣って、私のテーブルにプラサーダムをちょこっと置いてくれたりします。
こういうインドの日常って、将来インドから離れて暮らした時に、
とても懐かしくなるんだろうなぁーって思います。
・ 夕飯サンバル
・ 麦飯
・ バナナのプラサーダム
テンプルにお参りに行って、ジャパをしてから、
プラサーダムを貰って、その足でダイニング・ホールに向かいます。
たまにプラサーダムがあまり残っていなかったら、
他の人達の為に残して、ちょっとだけか、または「見るだけ」にします。
デーヴァター達は、お供えを「見るだけ」でおなかがいっぱいになるそうです。
そうやって、手ぶらでダイニング・ホールに行くと、
周りの人が、「プラサーダムは?」と聞いてきます。
特に何も答えずに笑顔だけで返すことにしていますが、
気を遣って、私のテーブルにプラサーダムをちょこっと置いてくれたりします。
こういうインドの日常って、将来インドから離れて暮らした時に、
とても懐かしくなるんだろうなぁーって思います。
・ 夕飯サンバル
・ 麦飯
・ バナナのプラサーダム
2015年5月3日日曜日
2015年5月2日土曜日
土曜日(シャニ)のプラサーダムは、厄除けゴマ
土曜日は、サンスクリット語で「シャニ・ワーサラ(शनि-वासरः [śani-vāsaraḥ])」。
インド占星術では、このシャニと呼ばれる土星を司るデーヴァターに目を付けられると、
仕事・家庭などがうまく行かず、時間がかかる。と言われています。
シャニの影響を軽減する為によくある方法が、
土曜日に胡麻で作った食べ物を人々に施しで与える、
というものです。
| 香ばしい上に、栄養満点 |
ゆえに、ここのアシュラムでも、土曜日はいつも胡麻入りお米のプラサーダムです。
2015年5月1日金曜日
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