2015年10月25日日曜日

お知らせ: 『祈りの理論&サンスクリット語の祈りのことば』を新しく発刊しました。

個人的なお知らせです。



私は日本でも、お祈りをしにお寺や神社、

ご先祖様のお墓を訪れることはありましたが、

毎日の習慣として、そして自己成長の手段として

お祈りを教えてもらったのはインドに来てからでした。

そして、祈りが、私の手をとって正しい方向へ導き、

時間を掛けながら私の人生を変えてくれました。

でも、祈りはインドにいなくても、どこに居ても出来ます。

私がインドに来る前、日本やアメリカで働いていたときに、

祈りについてもっと知るきっかけがあったら、

誰かに教えてもらっていたら、

祈りという、もうひとつの幸せになる手段、自己成長の手段があることを、

知っていたら良かっただろうな、と思います。

そういう思いでこの本を著しました。

とても縁起の良いヴィジャヤ・ダシャミー(विजयदशमी [vijayadaśamī])の日に、アマゾンで電子書籍を出版しました。

追記: 紙の書籍版もアマゾンで発売開始しました。

最初の理論の部分は、祈りを日本語で紹介することについて、
プージャ・スワミジに相談した際にいただいたアドヴァイスを反映させました。

私がプージャ・スワミジの元で学んだ、ヴェーダの伝統のスピリッツが、
端々にまで浸透している一冊です。

ヴェーダーンタやサンスクリット語に興味を持たれたて来た方が、
まず一番に習うプレーヤー(祈りの句)を、学び易いレイアウトでまとめました。



 こちらはKidle版です。(iPod, iPad, Androidでも読めます。)

追記: 紙の書籍版もアマゾンで発売開始しました。

それぞれのシュローカについて、祈りの目的の紹介、サンスクリット語の単語一語一語に関しての対訳、そして全体の訳、さらに発音のポイントを説明しています。

さらに、「祈りって何?」「誰に祈るの?」「神様を信じる必要はある?」といった、祈りの疑問に関しても、現代人の腑にすっきり落ちるよう、全て理論的に答えています。

幸せの意味、ヨーガの意味、といったコラムも挿入しました。

内容紹介

祈りは、幸せになりたいという望みを表現する行為です。
行為であるがゆえに、必ず結果を生みます。

第一部祈りの理論では、
「祈りとは何か」「誰に祈るのか」といった疑問対して、現代人の腑にすっと落ちる理論的な回答・解説をしています。

第二部サンスクリット語の祈りのシュローカ(詩句)では、
古来インドにおいて口伝で受け継がれてきたサンスクリット語の祈りの詩句を、一語一語ていねいに、伝統に沿って解説しました。

(印刷書籍版ページ数:108ページ)

目次

第一部 
祈りの理論
一、 祈りについて
1) 祈りとは 8
2) 行為とは 14
3) 自由意志とは 16
4) 自由意志が最も自由な行為、祈り 21
5) 祈りは必ず結果を生む 22
6) 祈りによって得られるもの(ベネフィット) 22
7) 祈りについて知ることが、祈りの効果を高める 25
8) 誰に対して祈るのか 25
9) 何を祈るのか 28
10) どうやって祈るか 32
11) 集合的な皆の祈り 36
12) 祈りのある生活 36

二、 サンスクリット語の祈りについて
1) ヴェーダとは 37
2) 祈りに関する知識 37
3) デーヴァターとは 38
4) デーヴァター達の姿かたち 38
5) ナマハ、ナマスカーラ 39
6) サンカルパ 40
7) マントラとは 41
8) シュローカとは 41
9) シュローカの意味 41


本書の発音と表記について 43


第二部 
サンスクリット語の祈りのシュローカ

1. ガネーシャへの祈り 48
2. サラッスヴァティーへの祈り 50
3. 先生への祈り 52
4. 文献の勉強の前にする祈り 54
5. 平和を願う祈り 60
6. 朝起きたときの祈り 68
7. お風呂に入るときの祈り 70
8. 食事の前の祈り 72
9. 一日を通しての祈り 74
10. 就寝前の祈り 78
11. 祈りの最後に唱えるシュローカ 80

付録1: ガネーシャへの祈り 88
付録2: ヨーガ・クラスの始まりの祈り 91
付録3: スーリヤ・ナマスカーラ・マントラ 96

全シュローカ集 99


= コラム目次 =
コラム – 1: 生まれてきた意味 67
コラム – 2: 幸せの意味 84
コラム – 3: ヴェーダが教える幸せの意味 86
コラム – 4: ヨーガの意味 87
コラム – 5: 人助けは自分の成長を助ける 90
コラム – 6: 思いやり、アヒムサー 94
コラム – 7: 祈りの作法と習慣 98


より多くの人の幸福と平和に貢献できますように。
祈りを込めて。

Medha Michika


アマゾンでのMedha Michikaの著書一覧

Medha Michikaの著書

も参照ください。

2015年10月24日土曜日

今いるここが天国です。

サンスクリット大集会から帰ってきたら、もう1時半。

ダイニングホールはもう閉まっているし、

疲れたから、お昼ごはんはスキップして、

コンピュータに向かっていると、ダイニングホールからどうにかして

チャパティーをもらってきた生徒からチャパティーを2枚頂く。

ありがたや。

仕事を続けていると、生徒が、みんなで作った健康食?のおすそ分けを持ってきてくれた。

オーガニックの全粒粉で作った自家製パン、

アルファルファ、野菜のスライス、

そしてイスラエル人製タヒーニ!

インド人の家庭人の生徒が持ってきたおしゃれな器に持って、

なんか、ニューヨークでとるブランチ?と文字通り正反対の世界のよう。

生徒たちが作ってくれた、カナッペ?
タヒーニは、イスラエル人の生徒が作ってくれた。
ペロリと平らげて、器を洗って、お礼をして、帰る途中、

中庭に目をやると、色とりどりの花が咲いている。

色とりどりの花が咲く中庭
ここが天国。

毎日めいいっぱい、マキシマムで勉強できる環境を作ってくれた、

プージャ・スワミジの存在を、いたるところに感じています。

シュリー・グラヴェー・ナマハ

2015年10月20日火曜日

限りなくサンバルに近いダール

南インドのコックさんにダール(北インドで最も一般的な豆のスープ)を

作ってもらったら、やっぱりどうしても

サンバル(南インドで最も一般的な豆の入ったスープ)になる。

どっちか?
グジュラート(北インド)から来たスワミジが、

朝も昼もサンバルだから、夜ご飯くらいはダールにして、

と頼みに頼んでこの結果。


リシケシのアシュラムでも、この逆ヴァージョンの現象があります。

2015年10月16日金曜日

朝からプラサーダム

今日は、サンカタハラ・チャトゥルティです。


朝からこんな素敵なプラサーダムをもらいました。

生徒のあいちゃんが朝一番で部屋にプラサーダムを届けてくれたり、

テンプルのアンマも、プラサーダムに、

ダクシナームールティからのお下がりのフレッシュな蓮の花を沿えて、

特別にWishしてくれたり。

私も、みんなの幸せを増やすことの出来る存在になれますように、

と祈りました。

2015年10月14日水曜日

ナヴァラートリーのプラサーダム

昨日から始まった、ナヴァ(9)・ラートリー(夜)

今、自分で書いている本から抜粋すると、

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ナヴァ・ラートリー

(नवरात्री [navarātrī])

•    九夜かけて女神へのプージャーをする期間です。
•    アシュヴィナ月のシュックラパクシャの1日目、プラティパダーから始まり、九日間続きます。

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昨日に新月が起きたから、今日はシュックラパクシャの2日目です。

こちらのアシュラムでは、毎日・毎晩テンプルで、

デーヴィー(女神)を讃えるシュローカ(祈りの句) が唱えられます。

授業などで忙しく、テンプルに行けない私の為に、

生徒がプラサーダムを持って来てくれます。

やさしいなぁ、Godess bless you!!



この9日間は、お祈りとファスティングをする期間です。

リシケシにいた頃は、9日間、日の出から日の入りまでフルーツだけで過ごしていたけど。

リシケシにいた頃のタパスで、今の自分が成り立っているのだと、いつも思います。

2015年10月10日土曜日

シャニ・プラドーシャ

今夜は、プラドーシャと土曜日が重なった、

「シャニ・プラドーシャ」と呼ばれる日で、

毎月二回来るプラドーシャの中でも、特別な日に当たります。

シャニ・プラドーシャのプージャーは、いつもよりもご利益が大きいということで、

毎回盛大にプージャをするこのアシュラムに、大勢の参拝客が来ます。

私はプラドーシャのプージャーを年間申し込みしているので、

毎回プラサーダをもらいます。



どの日がプラドーシャか、とか、

その日はどうやって計算するの、とか、

何でプラドーシャの日はプージャーをするの、とか、

そういったことを今、

『とってもわかりやすい インド天体暦(仮)』というタイトルで、

本にまとめているところです。

インドの時間の単位の種類と計算法をわかりやすく説明する本です。


パンチャーンガ(インドの暦)は、とても詳しいものが沢山市販されていて、

インターネットでも多くの詳しい情報が手に入ります。

日本でも、日本時間に調節した(3時間半足せばいいだけですが)、

簡易版のパンチャーンガがあることを生徒の人に教えてもらいました。


しかし、年、アヤナ、パクシャ、ティティ、などのコンセプトと計算の仕方は、

どこもちゃんと説明しているパンチャーンガはありません。

インドの天文学・占星術に精通している人々に囲まれているので、

ある程度のことは知っているつもりでしたが、、

今回は、理論的にきっちり説明できるように、

たくさんの図と表を作りながら、自分の為にまとめております。

2015年10月9日金曜日

アーモンドのスイーツ

プージャ・スワミジのDevoteeである、

コインバトール名物の「シュリー・クリシュナ・スイーツ」の創業者一家が、

昨日の「ショーダシー・バンダーラ」 で、皆に配布してくれた、

バダム・ハルワ















バダムとは、アーモンド

ハルワとは、甘く煮詰めたデザートのことです。
 
中身はこんな感じ。

ちゃんとアーモンドと、サフロンも入っています。

原材料からして、エーカーダシーでも大丈夫そうですが、

(昨日はエーカーダシーでした)

今日のドヴァーダシーのブレークファストに頂きました。



2015年10月6日火曜日

南インドに帰ってきた

一ヶ月以上のリシケシのアシュラムに滞在の後、

先週南インドに帰ってきました。

もう授業は全開で始まっています。


南インドで私を待っていたのは、もちろんイドリー


リシケシでは、イドリーがなかなか出ないし、

出ても、なんか違う。

反対に、リシケシのダールは本当に美味しいけど、

南インドのアシュラムで出てくるのは、たまに美味しい。
 

ココナッツを割る女子達。

リシケシではココナッツはここまで豊富じゃない。

ココナッツチャツネーも、リシケシのは水っぽいのね~。


こっちに来てからランゴーリを習い始めたインドネシアから来た女子の、

ランゴーリの腕がさらにUPしていた。


私は、朝食のサンバルが大好き。





著書の紹介

詳しい理論解説と発音矯正指導


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