2015年3月31日火曜日

アシュラムのキッチン提供、エーカーダシーのメニュー

エーカーダシーを実践する人の為に、キッチンスタッフがお昼に作ってくれるメニュー

・ 茹でたジャガイモ
・ 茹でたピーナッツ
・ シャーマ(長年食べていますが、正体不明。おかゆみたいだけど、穀物ではないはず。)
・ ヨーグルト

そこに、
・ 黒胡椒
・ ヒマラヤの塩(普通の塩は、エーカーダシーの日は摂らない)
・ レモン汁
で味付けします。

エーカーダシーの断食について教えられているのは、プラーナという古い文献です。
その時代にはアメリカ大陸はまだ発見されていなかったからでしょうか、
ジャガイモは、断食の食べてはいけない物リストには含まれていません。

同様に、本も、古い布で包むのは禁止されていますが、新聞紙はOK。
新聞紙はダメ、という記載がヴェーダやプラーナの文献にないからです。
おもしろいですね。

昨年出来た、食堂のテラス(?)にて。

こんなのを作ってくれるのは、もちろんお昼だけですが、

去年までは無かったので、すごく助かります。

私の心の故郷、リシケシには、エーカーダシーの思い出がいっぱいあります。

今度、少しずつ紹介しますね。

エーカーダシー

おはようございます。

生徒がむいてくれたザクロ。
私は本当に幸せ者だ。

今日はエーカーダシーなので、

ヒンドゥー式のファスティングです。

ファスティングとは言っても、人それぞれで、

私は、穀物や野菜などは食べずに、フルーツやナッツ、

そしてアシュラムの食堂でエーカーダシーをしている人用に出される

特別メニュー(後でUPしますね)を食べます。

>> UPしました >>

食べない分だけ時間が増えるので、ジャパをしたり、勉強したり、チャンティングしたりするのです。

参考: 2015年 エーカーダシーの日カレンダー 

2015年3月30日月曜日

ほうれん草のカレー

・ さやいんげん?のダール
・ ラッサム
・ 麦ご飯
・ 白ご飯
・ ほうれん草のカレー
・ ギーのついたチャパティ



添加物とかはもちろん、冷蔵庫や冷凍庫とも全く無縁であろう、

シンプルな栄養&文化食です。

日本の現代食事事情とはぜんぜん違いますね。

2015年3月29日日曜日

嬉しい差し入れ

私の部屋のドアはいつも開けっ放しにしているのですが。。

午後の授業が終わって部屋に帰ってくると、、、


生徒の一人でインド人の家庭持ちの女性が、

ドライフルーツ各種の差し入れを置いていってくれた!嬉しい!ありがとう!!

クランベリー、プルーン、杏、その他南国系のフルーツ達。

インドの伝統では、私のような勉強に身を捧げたサドゥー達を尊敬し、面倒を見るのが

家庭人の役目、と決まっているので、こんなスペシャルな扱いを受けることが

しばしばあります。

でも、どこの国もですが、インド人の家庭人は誰に対しても面倒を見るのが大好きです。


ラーマナヴァミーのマハー・プラサーダ

昨日は、ヒンドゥー暦で「チャイットラ」という名前の月の、

新月から数えて9日目の、ラーマの誕生日、ラーマ・ナヴァミー(9日目)でした。

ラーマの生まれたのは正午なので、アシュラムでは午前11時半からプージャーが執り行われました。

現在3年半コースが行われている南インドのアシュラムでの
ラーマ・ナヴァミー・プージャの様子

ラーマのプージャの為の、オルター(祭壇)。
プージャーでは、ラーマの108の名前を唱えながら108回花を捧げるアルチャナをしたり、
ナーマ・ラーマーヤナをチャンティングしたりしました。




プージャーでのプラサーダムは、ランチで配膳されました。

小さい容器に入っているのがプラサーダムです。

・ 発芽させた豆
・ パナカム(黒砂糖としょうが水)
・ 甘いハルア

大きな器に入っているのがランチです。

なすびのカレー、
瓜のココナッツ和え、
トマトのいっぱい入ったラッサム(酸っぱいクリアーなスープ)

などでした。

ラームラーム!

2015年3月28日土曜日

ココナッツ・ジュース!

Webでちゃんとアポまで取って、ヴィザの延長申請に行ったのに、

担当者が居らず、出直し。典型的インド。

アシュラムから1時間もかけて来たのにね。

のどが渇いたちゃった、と思ったら丁度、ココナッツが路肩に山積みされている。


おばちゃんが、なたで手際よくココナッツを開けてくれる。

身体を冷やすので、インドの夏には持って来い。


飲んだ後は、ちゅるちゅるの中身も食べられます。


ヴェジタリアンと心の平和


私が住んでいる国インドは、人口の大半がヴェジタリアンです。何億という単位の人間がヴェジタリアンとして先祖代々生きているのです。私は立場上、先祖代々厳格なヴェジタリアンを通しているブランミン達を何百人と知っていますが、体格を見ただけでもブランミンと分かるほど、彼らは背が高く、骨格と筋肉が強く美しく発達しています。80歳を過ぎても背も曲がらす持病や常用薬もなく現役で社会に貢献しているブランミン達を私は沢山知っています。

インド人達は「健康」を理由にヴェジタリアンをしているわけではありません。

インド人がヴェジタリアンである理由の殆どは、「アヒムサー(非暴力)」を最上価値とする文化に生まれてきたから、という理由です。アヒムサーの文化の中では、ノンヴェジ(卵や肉)を食べる習慣が無いのです。

その証拠に、というのは悲しいことですが、この20年程、インドの政治やメディア、産業が「アヒムサー」に価値を置かない文化圏の人々に牛耳られ、「菜食は健康に良くない。健康の為に毎日卵を食べよう!卵を食べる食生活に慣れたら肉も食べよう!」というプロパガンダを流し続けていて、それを聞かされ続けている多くのインド人達はそれに流されてノンヴェジを食べ始めています。

私達人類は未だに「何を食べるのが健康なのか」を知りません。私達は毎日、相反する研究報告を世界中の科学者や健康の探求者達から聞かされて続けています。

一方、私達人類には「アヒムサー」という先天的なセンサーがあって、「何がアヒムサーなのか」を、科学者や研究者でなくても、人間なら誰でも生まれながらに良く知っています。自分が傷つけられたくないのと同じように、他の生き物も傷つけられたくないのだ、という知識が「アヒムサー」です。共感を持ったり、罪悪感に苛まされたりするのは「アヒムサー」のセンサーが働いている証拠です。

全人類が求めているのは「幸せ=心の平和」です。心の平和により強く関わっている要因は「アヒムサー」であって「健康」ではありません。これを顕在意識で理解している人は少ないですが、潜在意識では誰でもよく理解しています。何が健康なのだか分かっていなくても、何がヒムサー(暴力)なのかは、人間誰しも顕在意識であれ潜在意識であれ、よく分かっているからです。「個人の意見」では包み隠せない、人間のもっとコアな部分の価値感なのです。



関連記事: ヴェーダに沿ってきっちり学ぶ、カルマの法則のまとめ




野菜たっぷりの朝食サンバル(南インド風カレー)

朝食に出てくるサンバルは私の大好物です。

ドラムスティック、人参、豆、など数種類の野菜が煮込まれています。

サンバルの下にもれているのは、

セモリナのポンガル(おかゆ)と、グリーンピースを焚いたもの。



ドラムスティックとは


最近日本でも注目され始めて来てる(のかい?)「モリンガ」は、

南インドでは、「ドラムスティック」と呼ばれています。

モリンガの茎は完全食といわれるほど、栄養が満点。

種や種からとったエキスが栄養補助食品として使われるほどです。

それをそのまま日常生活でいっぱい食べられる環境に感謝!

2015年3月27日金曜日

今朝のきれいな3色

おはようございます。

今日のチャツニーはすごくおいしくて、

食堂で絶賛中のインド人たちに、もっとイドリー取りなよ!

と勧められました。



白 = イドリー
赤 = トマトとパクチーのココナッツ・チャツニー
緑 = 緑豆

ハルディ(ウコン)を入れたノンシュガー・ティーと共に。

2015年3月26日木曜日

使うのはお箸一本だけ!革命的レモンの絞り方

インドでレモンといえば、

ピンポン玉のような形をした「ニンブ」を指します。

中身はレモンと同じ味。成分も似たようなものだと思います。

きっと地元の木から実ったものだから、

日本のアメリカから輸入されたレモンよりもっとヘルシーであろう。

インドのど真ん中で和風な感じ

ここで、革命的なレモンの絞り方を紹介します。

使うのはお箸一本だけ。絞り器もナイフも保存容器も一切不要。

レモンにお箸をぶすっと刺して、ぐりぐりして中の部屋の壁を全部壊す。

刺す場所は一箇所だけね。

あとは、レモンをちょこっとつねると、刺した穴から「ポッカのレモン」みたいに、

レモン果汁だけがうまいこと綺麗に出てくる!

使い分だけ出したら、あとはそのまま置いて室温で保存できる。

絞りたてを使いたい分だけ出せるから、

フレッシュなレモン水を飲みたい時に飲みたい分作れるのだ。

ピンポン玉大のニンブだったら、マグカップで3杯くらい作れます。

簡単で後片付けいらずでお勧めです。

タイトル「アハマンナム」の意味

クリシュナ・ヤジュルヴェーダのタイッティリーヤ・ウパニシャッドからの引用です。

もちろん、ヴェーダーンタのとても深い意味があります。

詳しくはまた、ゆっくり書きしたためて発表します。



ウパニシャッドとは別に、「アハマンナム」は、

私がヴェーダーンタに出会うもっと前、

自分なりに正式にヴェジタリアンになってから2、3年した頃の

自分と宇宙をつないでいる食べ物について考えていた時の、

「私は宇宙なんだ」という論理的な大発見をも表しています。


「私が宇宙」なんて白昼夢に聞こえるかもしれませんが、

日本とアメリカでシステムエンジニアをしていただけあって、

理詰めの理詰めで辿り着いた結論であり発見です。

どのような理屈かについてもまた、ゆっくり書きますね。


ヴェジタリアンになったおかげで、

自分の食べ物に対する姿勢が真っ直ぐになったから、

すんなりと辿り着けた理論なのだと思っています。


大根と苦瓜のカレー&キャベツのココナッツ炒め

インドでは苦瓜はカレーラと呼ばれています。

昔は苦瓜は苦手だったけど、今では大好き。


麦飯もあるのだけど、気付かなかった。。

バターミルク(ヨーグルトを水で薄めたようなもの)は、普段は飲まないのだけれども、

生徒のおじさんが「是非!」と給仕してくれたので飲むことに。

2015年3月25日水曜日

綺麗な3色イドリー

おはようございます。

やっぱり、夜ご飯を軽くすると、目覚めがぜんぜん違う。

それほど、消化に体力を使っているのだな。。

ってことは、消化している昼間は寝ぼけてるってこと?


白 = イドリー

茶色 = 豆

緑 = ミント入りのココナッツ・チャツネー

私はここにお醤油をさすのが好き。

2015年3月24日火曜日

今日の晩御飯代わりのプラサーダム

明日早く起きたいのと、ちょっとダイエットしたいので、

今夜は晩御飯を抜いて、テンプルのプラサーダムだけにします。


豆2種類を炊いたもの。

ちなみにプラサーダムとは、テンプルの儀式(プージャー)で御神体にお供えした後、

皆に配られる食べ物や聖水、聖灰などのことです。




今晩それだけ?

と心配してくれた、寄宿舎の隣人が部屋に来て置いて行ってくれたリンゴ。

優しさに感謝。。


Medha みちかの関連サイト