インド本来のヨーガを実践し、研究し、教えていらっしゃる
ジュンさん&カンナンさんカップルが、
プージャ・スワミジのナクシャットラ誕生日という縁起の良い日に、
アンナ(食べ物)・ダーナ(施し)をされました。
スワミジ、そしてジュンさん&カンナンさん
おめでとうございます
今日は特別な日なので、多くの人がコントリビュート(貢献)されていましたが、 ジュンさん&カンナンさんは1番!でした。 |
特別な日は、アイテムも増える。 3年コースの生徒が毎日配膳をしてくれます。 |
特別な日=揚げ物+南インド=ヴァダイ |
本当の人間の豊かさ、つまり精神的な成長・こころの大きさ、とは、
「どれだけ所有しているか」ではなく「どれだけ与えたか」にあります。
与えられるようになるためには、与えるしかありません。
日本では「余っているからあげる」という考え方があって、
「あの人はお金が有り余ってるからダーナが出来る」と、
受け取る傾向があるようです。
10与えているのなら、1000は持っているはずだ、と。
自分には出来ないけど、あの人達は違う、と切り離してしまう考え方がある。
インドでは「どうにか工面してでも与える」という価値感があります。
5しか持っていなくても、いろいろかき集めて10にして全てを与える。
そんな風にダーナを実践する人々が多くいます。
インドの文化で、なぜそこまでダーナが重視されるのかというと、
それが人間を成長を促す最も効果的な手段であり、
また、人間の成長を最も良く表現している行為だからです。
人間の精神的成長の為にデザインされた暮らし=ヒンドゥーの生活様式
のあるインドには、ダーナをする機会が沢山あります。
「インドで、人生観をガラリと変える体験がしたいのだけど、何をすればいいですか?」
と訊かれたら、私は必ず「アンナ・ダーナ!」と答えています。