2015年8月5日水曜日

ヨーガの先生カンナンさんとジュンさんのアンナ・ダーナ@スワミジのナクシャットラ誕生日

インド本来のヨーガを実践し、研究し、教えていらっしゃる

ジュンさん&カンナンさんカップルが、

プージャ・スワミジのナクシャットラ誕生日という縁起の良い日に、

アンナ(食べ物)・ダーナ(施し)をされました。

スワミジ、そしてジュンさん&カンナンさん

おめでとうございます


今日は特別な日なので、多くの人がコントリビュート(貢献)されていましたが、
ジュンさん&カンナンさんは1番!でした。

特別な日は、アイテムも増える。
3年コースの生徒が毎日配膳をしてくれます。

特別な日=揚げ物+南インド=ヴァダイ

インドでは「ダーナ(与えること)」という行為が、とても尊敬されています。

本当の人間の豊かさ、つまり精神的な成長・こころの大きさ、とは、

「どれだけ所有しているか」ではなく「どれだけ与えたか」にあります。

与えられるようになるためには、与えるしかありません。

日本では「余っているからあげる」という考え方があって、

「あの人はお金が有り余ってるからダーナが出来る」と、

受け取る傾向があるようです。

10与えているのなら、1000は持っているはずだ、と。

自分には出来ないけど、あの人達は違う、と切り離してしまう考え方がある。


インドでは「どうにか工面してでも与える」という価値感があります。

5しか持っていなくても、いろいろかき集めて10にして全てを与える。

そんな風にダーナを実践する人々が多くいます。


インドの文化で、なぜそこまでダーナが重視されるのかというと、

それが人間を成長を促す最も効果的な手段であり、

また、人間の成長を最も良く表現している行為だからです。


人間の精神的成長の為にデザインされた暮らし=ヒンドゥーの生活様式

のあるインドには、ダーナをする機会が沢山あります。


「インドで、人生観をガラリと変える体験がしたいのだけど、何をすればいいですか?」

と訊かれたら、私は必ず「アンナ・ダーナ!」と答えています。


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