2015年4月30日木曜日

プラティグボーダーナンダ・スワミジ・プレゼンツ・スペシャル・ランチ

インド美食の名所、スーラート出身で、アシュラムを構えてヴェーダーンタを教えられている、

プラティグボーダーナンダ・スワミジ。

毎年アメリカのアシュラムでも教えられています。

プラティグボーダーナンダ・スワミジがコインバトールに来た時の

お約束の名物になっているのが、豪華なビクシャー。

ビクシャーとは、ヴェーダの伝承に関わる人全てに、食べ物の施しをすることです。

ヴェーダの勉強はお金を生まないのでね。。。

お見事!
・ 漢方薬がいっぱい入った炊き込みご飯
・ カードライス
・ スペシャルなカディー(ヨーグルトとターメリックと何かの温かいスープ?)
・ スペシャルなパパド
・ なすぴとかの濃いサブジ
・ プーリ
・ ボンダ(コロッケとてんぷらの合いの子)
・ ミントソース
・ スイート&サワーソース
・ 甘いお菓子

Jay Shri Krishna!

ダイニング・ホールには、プージャスワミジと、パラマールターナンダ・スワミジが
来ておられました。

パラマールターナンダ・スワミジのレクチャーはここから聞けます。
http://www.vedantavidyarthisangha.org/

ドヴァーダシーの朝食

現在、コインバトールのアシュラムには沢山のスワミジがいらしてます。

食べ物が美味しいことで有名な、グジュラ州のソーラトという街にアシュラムを持っている、

スワミジの弟子、プラッティヤグボーダーンナンダ・スワミジがこちらに来ているときは、

かならず、大きなホーマと、豪勢な(私達からしてね)ビクシャーがあります。

今日のお昼は、そんなビクシャーだそうで、朝からスワミジご本人が

キッチンに出入りして、監督をしていました。

火曜日と木曜日にはパンが出る。
TTT(Tue, Thu, Toast)と覚えている。
他のTTTは、Tue, Thu, Tack shop closed
Tue, Thu, Tutorial
そして、今日はもうひとり、ビッグなスワミジがこちらに来られます。

チェンナイのパラマールターナンダ・スワミジです。

私の本を進呈しようと思っています。

楽しみ!

今日も良い一日を、、

2015年4月29日水曜日

今日はエーカーダシー

今日は、エーカーダシーなのに、

フルーツを買い置きするの忘れた!


お昼にキッチンが用意してくれた茹でじゃがいもが少なかったので、

皆が食べられるように、ちょっと遠慮して少しだけ。

でも茹でピーナツはいっぱいある。


昨年までは、フルーツが無ければ、チャイで空腹を凌いでいたのだから、

キッチンでジャガイモやピーナッツを茹でてもらって、とてもありがたいことです。


エーカーダシーのサンカルパ

世界の全ての生き物が、痛みから解放されて、平和に共存出来ますように。。


2015年4月27日月曜日

おふくろの味?じゃない。

夜ご飯です。

白いのは春雨みたいなのです。

こういうのが、ヌードルと呼ばれていて、

ヌードルと言えば日本人と思われていて、

だから、今日は故郷の味ね!と言われたりします。

ぜんぜんかけ離れていますが!
・ 春雨?
・ 野菜のサブジ(サブジも野菜っていう意味だけど、まぁカレー炒めって感じで使われます)
・ ココナッツチャツネ
・ 練りもの?のような、初めて食べたプラサーダム

2015年4月26日日曜日

ベジタリアンに関してよくある質問2: エスキモーの人達にベジタリアンは無理でしょう。

So what? と聞きたくなるような、問題のすり替えのつまらない議論ですが、しかし現実に耳にする質問です。


野菜や穀物の育つ地域に住んでいる人が、

氷に囲まれて植物の生えない地域に住んでいる人を引き合いに出すのは、

ロジカルに考えられる知能を持った、正直な人間のすることではありません。


アシュラムで同じ質問があったとき、

スワミジが「I am asking YOU to be vegetarian, not Eskimos!」

と笑って返事をされていました。

(もちろんですが、アシュラム内は完全ベジタリアンです。)



ベジタリアンだからと言って、特別な食材は不要です。

いつもの行きつけのスーパーを変える必要もありません。

日本人は几帳面で、たんぱく質がどうの、体質がどうの、

と神経をすり減らしていますが、そちらの方が健康に悪そうです。

私自身はインドに来る前からベジタリアンで、アメリカと日本で住んでいましたが、

単に「肉・魚・卵を食べないだけ」でした。

何かエクストラに「する」のではなく、単に「しない」だけで、

「私はベジタリアン」を達成出来るのです。

多くの生き物の苦痛や殺戮から手を洗うことが出来るのです。

シャーンティ(心の平安)とは、要らないことを「しない」ことで達成する、

とても美しいゴールなのですよ。


たんぱく質などの栄養を補う為の、補助食品などには関心さえ持ったこともありません。

でも、動物性のもの以外で摂取カロリーを満たしているわけですから、

日本の一般の人よりも、豆類、穀物、野菜、ナッツの摂取量は多いでしょうね。

私はヴィーガンではないので、乳製品は摂取しますが、

近年にアレルギーがあることに気付いたので、

チャイ(インドのミルクティー)以外で摂取することは稀です。

ある日のプラサーダム

アーパム!

米粉にココナッツミルクを入れて、ふわふわ熱々に焼いたパンケーキを、

アーパムと呼びます。

もちろん南インドだけ。

甘くしても美味しいらしいけど、アシュラムでは普段、

ひよこ豆のココナッツソースと一緒に出されます。


アーパムは誰でも作れるわけではなさそうで、

作れるキッチンスタッフが一人だけいたのだけれど、辞めてしまい、

一年近くアーパムの無い日が続いたのだけれど、

最近ジョインしたスタッフのメンバーがアーパムを作れるらしく、

久々のアーパムに、皆も(昔から居る南インド人だけだけど)嬉しそうでした。

・ アーパム
・ ひよこ豆のココナッツソース
・ 普段は手をつけないけど、カード(ヨーグルト)ライス
・ レモンの漬物
・ ビニールに入っているのは、お届け物のバナナのプラサーダム

部屋での朝食

仕事が多かったから、朝食を部屋にお持ち帰りしました。

ダイニングホールで食べるときも、

食事にかける時間を少なくする為に、

独りで座って喋らずにさっさと食べて、速く食事を済ますようにしているので、

お持ち帰りしたところで、大した時間のセーブにならないのだけどね。


・ ジンジャー、シナモン、ターメリックを入れたミルク紅茶
・ グリーンピース
・ 野菜たっぷり優しい味の朝サンバル(昼サンバルにはタマリンドが入っている)
・ イドリー


2015年4月25日土曜日

オーシャン・フィーリング「私は宇宙」


長年の間、多くの人とシェアしたいと思いつつ躊躇っていたことを、
今日思い切って文章にしてみると、すらすらと出てきました。


~~~~~~~~~~~~

意識的に「わたしはヴェジタリアンで通す」と決めてから、

毎日生きているのが楽しくなってきた。

地球の住人、すなわち宇宙の住人として、

調和の取れた正しい選択をしたからだと思う。

身体が細胞レベルで常に新陳代謝をしているように、

ミクロのレベルでも、そして宇宙と言う巨大なマクロのレベルでも、

呼吸をするように、全てが常に変化し、循環を続けている。

生物のレベルでは、食物連鎖がそれを良く表している。

知能を持った人間として、正しい選択をした私は、

食物連鎖の中で、

宇宙のジオ・ポジショニングの中で、

すんなりと適切な場所に収まっている。

だから、それが心地よくて、楽しくて、嬉しくて仕方ない。


私が呼吸するたびに、二酸化炭素が宇宙にリリースされる。

そして身体の中に酸素が取り込まれる。

常に、一瞬も休むことなく、

私の身体は、宇宙との循環を続けている。

ということは、私の身体という実体など無い、ということである。


私は、私の身体を持ってして、この世の中で生活をしているけど、

私という存在は、瞬間ごとに変化している、儚い存在だ。

常に変化しているがゆえに、物質的に「これだ」と言えることは出来ない。

私という存在は、単なるコンセプトなのだ。

でも、私は存在している。

今、私がここにいて、意識的な存在として考えているのだから、

それには疑いの余地は無い。

でも、身体で見ると、私は一瞬たりとも定めることの出来ない、とても儚い存在だ。

もし「これが私だ」と定めるとしたら、

それは、宇宙しかない。

宇宙が私なのだ。

身体が儚い存在だからゆえに、

私という存在は、1つの宇宙でしか在り得ない。

私が宇宙なのだ。


食べたり、食べられたり、食物連鎖や生成と破壊といった、

ミクロとマクロの循環をしている、

大きなひとつの塊、宇宙。

それは私でしかあり得ない。

なぜなら、今、ここに、私が居るのだから。

そんな私は、たまたま何かの偶然で、

この小さくて儚い身体の中から、

その事実を楽しむことになっているだけ。

そして私は楽しんでいる。


このようなロジカルな思考に耽っていると、

恍惚とした幸せな気持ちに満たされて、

自分は頭がおかしくなったのではないか?

でもロジカルに考えているだけなのに?!

と思っていた。

後で知ったけど、このような感情を「オーシャン・フィーリング」と呼ぶらしい。


そして、ヴェーダーンタを勉強するようになってから知ったけど、

人が幸せに感じる時というのは、

自分が何も求めていない状態、

自分と対象物の間にある分け隔てを、意識していない状態

ということを知った。

それゆえに人は、好きなものを手に入れたとき、それを経験しているとき、

自然の景色を見ているとき、思考や感覚が麻痺しているとき、

寝ている時、幸せを感じる。


自分の小ささを経験しなくて済む状態、

自分と対立するものが無い状態、

そんな状態にある自分が大好きなのだ。


幸せというのは、自分の本質、つまり何の境界もない、

ただ一つの意識的な存在なのだ。


「私は宇宙」という理解も、自分を小さくしている境界線が取り払われて、

境界の無いひとつの宇宙という存在で自分を認識していたから、

幸せを感じたのだろう。


そんな考えに至り、そんな考えがすんなりと来る心を持てたのも、

始まりは、自分が宇宙と調和する選択をしたことだった。

~~~~~~~~~~~~

スペシャルな気分、ヴァダイ

・ モリンガのサンバル
・ ヴァダイ
・ ラッサムのトマト
・ キャベツのココナッツ炒め
・ 白ご飯

持って来るお椀のサイズを間違えた。
てんこ盛り過ぎる。。
リシケシのアシュラムでは、ハヌマンジのプージャーの日に、

これは特別豪華です。
普通は一重のヴァダイの輪。

こんな風になって、プラサーダムで配られる時のみ、

ヴァダイが食べられます。

しかし、南インドのアシュラムでは、もっと高い頻度でヴァダイが食べられます。

ヴァダイの上にラッサムのトマトを載せて、

ちょっとだけふやかすと美味しい。

2015年4月24日金曜日

サモサ・サービス

ここのグルクラムでヴェーダーンタとサンスクリットのコースを3回も修めた、

カナダ人のチャンドラーさん(写真右)が、半年振りに帰ってきて、

ゆっくりスワミジのレクチャーを聴いたり、テンプルに参加してホーマをしたり、

私のサンスクリットのクラスに出て文法をブラッシュアップしたり、

そして、食べ物をみんなに振舞ったり、

インドでしか、そしてここでしか出来ないことを目いっぱいして愉しんでらっしゃいます。

この笑顔!
右がチャンドラーさん、
左がコースの学生で、サモサ配布の手伝いをしているファルグニーさん。

今日は、午後のお茶の時間に、今回の3年コースの学生と、

アシュラムで働く全ての人の為に、サモサを配られました。
段ボール箱いっぱいのサモサ

アシュラム御用達の運転手、ムルガンさん

今日のスワミジのレクチャーから:

人間は、自由意志が与えられています。

(ヴェーダで言う人間の定義は、自由意志を持たされている生命体)

あなたの自由意志は、自由ですか?

自由意志を使っている時こそ、あなたは完全な人間なのです。


手を差し伸べて、自分の家族でもない人々に、与えるという行為をする時、

あなたは「自由意志」を体験しています。

あなたは自分が人間であることを体験しています。

あなたは、人間が何の為にあるのかを、体験しています。

あなたは、人間に与えられた特別な能力を、全て使っているのです。

――――――――――――――――――

食べたり、寝たり、服を着たり、仕事をしたり、経済活動をしたり、家族を養ったり、、、

やらないといけない事をしている時は、自由意志は100%自由ではありません。

特に、欲望に突き動かされて言動している時、自由意志は全く自由では在りません。

物理的、生理的、心理的なメカニックに沿って、

自分の思考や言葉、行動がメカニックに作用しているだけです。


祈らなくても、家族や知人以外のどうでもいい人達に何もあげなくても、

充分に生きていけます。

そこをわざわざ、時間と労力をかけて、祈ったり与えたりするには、

自由意志が100%自由である必要があります。

そんな自由な自由意志を使って初めて、祈ったり、与えたり出来るのです。

ゆえに、祈っているとき、与えているとき、

私は、本当の意味で自由な、

人間の特権を100%エンジョイしている、

完全な人間なのです。


2015年4月23日木曜日

今晩のプラサーダムは特別、薫り高きジャスミンがいっぱい!

今日はシャンカラジャヤンティだからでしょうか、

特別なプラサーダムが私の為に用意されていました。



年単位でプージャー申し込みしてるから、定期的にプラサーダムが来る。

さらに、日本に住んでいるお友達が申し込んでいる分も私のところに来る。

その上、今は教員であるゆえに「アーチャーリャ」という扱いで、

特別なプラサーダムも私を待っている。

今日はたっぷりの豪華なジャスミンの花輪。。

日本では考えられない贅沢さですね。

テンプルのスワミニが、さらに、私の為にマンゴーを選んでつけてくれました。

私のことを支えて応援してくれている、優しく頼もしいアンマ達です。


今日のテンプルプージャーのプラサーダムは、黒いひよこ豆と、

ラドゥー。どちらも有難いお供え物のお下がりです。

ご利益満点、栄養満点って感じですね。

好物、エマージェンシー・ウプマ(emergency upma)

食堂で、作った分より人が多く来た時、

食べに来た人に、お腹を空かせたまま帰らすわけにはいかないので、

急いで作られる定番メニューが、迅速で簡単なウプマ。

水分が浸透しきっていない乾燥豆と乾燥セモリナ、

そして浸透していない油分。半生のカレーリーフ。

これが私の好物である所以。

スチーミー(湯気が立ってる)でしょ?
ほかに、エマージェンシー・トマトライスもありますが、

同じような理由で、私の好みです。




2015年4月22日水曜日

南インドの高原避暑地の風景

今回は、私が住んでいる、コインバトールのアシュラムの風景を紹介しますね。

夕立前の白いハイビスカス。
毎日新しいのが咲く。

オフィス。

20年前にアシュラムが出来た当時は、この辺り一帯には木は生えてなかった。

20年前の生徒達が、何万本も植林し、毎日水をやって
アシュラム内の数ヘクタールを緑にしたそうです。

すると、鳥達が沢山やってきて、
アシュラムの外にも種を落とし、
地域一帯の山々も緑になりました。

住居区とダイニングホール、水飲み場。

今度も、もっと写真を紹介しますね!

この辺り(アナイカッティ)の緑化の例は、世界的にも注目されているようです。
今度、20年前に実際に緑化を指揮して関わったスワミジが来られた時に、
詳しい話を聞いてレポートしますね。

Love

2015年4月21日火曜日

マンゴーは今がシーズン

生徒のインド人の主婦の人にいただきました。

これからのシーズンは、朝食にマンゴーです。

マンゴーが熟れて来ると、部屋中にマンゴーの匂いが広がります。

バナナもマンゴーも、いろんな種類がある。
名前とかには疎いけど、どちらも私の一番のお気に入りの品種。




2015年4月20日月曜日

今晩も人参がいっぱい

インドの人参は色が濃い!カロチンがたっぷり入っているに違いない。

インドの野菜は全般的に色も味も濃いですね。日差しが強いからでしょうか。

インドの人間にも、同様のことが言えますね。(おっと。。)


・ 人参とインゲンとドライフルーツとスパイスのプラウ(炊き込みご飯)
・ 人参のライタ
・ 人参の素茹で
・ 人参のサブジ
・ グリーンピースのプラサーダム

キャベツとモリンガ

インドには、

他の人に食べ物をついだり与えたりするのが大好き!

という文化がある。

そしてアシュラムなら特に、その傾向が強いかもしれません。

今日これ美味しいよ!食べた?何かいるものある?何持ってこようか?

と毎日聞いたり聞かれたり。



アーチャーリヤが私を見つけるといつも、

何食べたいの?これ食べる?よそって上げるからじっとしてろって!

と、いろいろ私のお皿に盛ってくれます。

というわけで、今日はアーチャーリアジの盛り付け。

・ モリンガのサンバル
・ ラッサムの上澄み
・ キャベツのココナッツ炒め
・ キャベツの素茹で
・ 白ご飯
・ ギー付きチャパティ


2015年4月19日日曜日

よくある夕食のパターン

わざわざヴェジタリアンにしようとしたわけでもなく、

先祖代々、自分達食べてきたものがヴェジタリアンだったから、

ただ同じものを毎日作って食べているだけ。

って感じが好きです。



・ ターメリック入りホットミルク
・ チャパティ
・ 茄子のカレー
・ 麦飯
・ ウプマ
・ グリーンピースのプラサーダム
・ 砂糖と干しナッツのプラサーダム

かわいいプラサーダム

また近所の人がホーマをして、プラサーダムをくれました。



お花についているのはヴィブーティといって、聖灰です。


2015年4月18日土曜日

オーガニックのチャワナプラシュ

知る人ぞ知る、アーユルヴェーダの健康維持促進剤、チャワナプラシュ。

私はレーヒャン(舐めて摂取する薬)が大好き。

アーユルヴェーダの老舗も、大手食品メーカーも、みんな全国的に作っています。

今回は、オーガニック・インディアのものを試してみました。

味は独特なので、何処でも一緒に感じます。

揚げ物と甘い物がついた日を「スペシャル・ランチ」と呼びます。

・ パパド(薄いせんべい)
・ 初めて食べる揚げ物。何で出来ているかは不明。もちろんベジタリアンなことだけは確かだけど。
・ 大根とモリンガのカレー
・ 麦のセモリナ?ご飯
・ キャベツのココナッツ炒め

いただきます!

そして、すんごく甘~いデザート。
セモリナと、カシューナッツと、干し葡萄と、砂糖がいっぱい。

これがおいしいと思える日本人は少ないようです。

2015年4月17日金曜日

世界に3つしか残っていない、サーマヴェーダの寄宿舎

私が午後にサンスクリットを教えている子供達は、
なんと、世界に3つしか残っていない、ジャイミニ・シャーカーと呼ばれる、
サーマヴェーダの一派の集まりです。


毎日、私が来るのを待っててくれている。かわいいなぁ。


子供達が自分達で自主的に造ったガネーシャ・テンプル。
ガネーシャの好きな赤いハイビスカスが毎日たわわに実る木のすぐ近く。南国!


彼らの祭壇にも、毎日ハイビスカスがいっぱい。


私自身は花を摘むことは絶対にしませんが、
(自分の幸せの為に花を摘むくらいなら、自分が不幸でも構わないと真剣に思っているから。)
こんなに毎日たわわに花を咲かせるハイビスカスの木を毎日みていると、
テンプルに捧げる為に創造されたのかな、とも思ってしまいます。
でも私は絶対に摘みませんが。


ここからは親バカ写真集です。

2つのサーマヴェーダの寄宿舎の合同教室になるときもある。

この子達が所属しているヴェーダによって、髪型も決まっている。
周りは剃って、真ん中を大きく残すスタイル。

クラスの後はふざけてくる。

みんなちっちゃいから、ドーティもこんな風にして体に巻いている。
既製服なんてなくても、布一枚身体に巻いていればいい。
サリー&ドーティ文化が私は好きです。

きゅうり・スパゲッティ

昔は、私も他の生徒と混じって、キッチンで皆の食事の為の野菜を切っていたものだが、野菜をもっと増やして欲しいという要望と、生徒がキッチンで手伝うシステムが無くなったのが重なって、自動野菜切り機械が導入された。

おかげで、こんな長いきゅうりスパゲッティが出来た。ヨーグルト和え。



・ プラウ(インド風炊き込みご飯)
・ きゅうりのライタ(ヨーグルト和え)
・ 瓜のカレー
・ ポーハ(乾燥米)のプラサーダム

はじっこに写っているのは、いつもマネージャーが私に献上してくれるバナナ

2015年4月16日木曜日

ドワーダシー(12日目)の朝

॥ {श्रीः हरिः ॥

エーカーダシー(月齢11日目)の次の日は、ドワーダシー(月齢12日目)。

ドワーダシーの朝食も、エーカーダシーのファスティングと同じくらい意味があります。

私は、ドワーダシーの朝食の前には、ラーマ・ストゥティである、

アーパドゥッダーラカ・ストートラ(आपदुद्धारक-स्तोत्रम्)をチャンティングしています。


昨日、リシケシのアシュラムに住んでいる良く知っているテルグ人のおばさまから、

彼女の息子の嫁を通して、はるばる南インドまでやってきた、揚げお菓子をいただきました。

エーカーダシーだったから食べられなかったので、今朝の楽しみにしていました。

すごく辛かった!

上は、Vishnusahasranamastotramの本です。その中にさっきのストートラや、

ラリータ・サハッスラ・ナーマも収録されています。


ちなみに、写真を撮り忘れましたが、今日のアシュラムの朝ごはんは、
・ グリーンピース
・ パン
・ 春雨みたいなの
・ ココナッツ・チャツネー
・ オートミール
でした。


ちなみに、私がこの数年、ヒンドゥ暦の参考につかっているのが、このパンチャーンガです。

エーカーダシーや月食などを知るために使っています。

さすがインド、パンチャーンガが地域や宗派によって何種類もあって、どれも微妙に違う。


2015年4月15日水曜日

今日の栄養補給 ジャックフルーツ

昨日のタミル・ニューイヤーのお供え物になっていた、巨大なジャックフルーツが、

食堂で解体されて、今日のランチと共に出されました。

今日はエーカーダシーなので、普通のランチは食べられなかったので、

ジャックフルーツを沢山いただきました。

ドリアンじゃないですよ。
甘酸っぱい香りがとてもいいですね。

甘く熟してないものは、カレーにもされるんですよ。

リシケシのアシュラムにあったジャックフルーツの木になる実で、

よくカレーが出されていました。

しかし、ヨガホールの拡張工事で、ジャックフルーツの木が切られてしまいました。。。

人間や鳥やリス達から愛されていた木だったのですが。。

そんなことを思い出しながら、ジャックフルーツを食べた、エーカーダシーでした。

今日はエーカーダシーです

今日は、満月から11日目のエーカーダシーです。

ファスティングをする日ですが、

断食といえば、日本では「高僧のする飲まず食わずの苦行」とった辛いイメージですが、

インドの極彩色の「バジャンを聞いて、皆で集まって、特別なファスティング・フードを食べる日」

といったちょっとワクワクな日です。

リシケシで、楽しいエーカーダシーの思い出をいっぱいもらった私にとっては、ですけどね。


昨日、日本の生徒さんから届いた干しイチジク。

トルコ産の干しイチジク。さすが日本のQC、インドの干しイチジクとはぜんぜん違う!


穀類と野菜などは摂らずに、フルーツやナッツ類、乳製品とジャガイモはOKなので、

イチジクと、昨日のプージャーのプラサーダムのマンゴーとバナナを頂きます。

皆で分けっこしましたが、マンゴーは今日の為にとっておきました。

とっても楽しいでしょ?







2015年4月14日火曜日

モリンガ、またの名を、ドラムスティックについて

栄養満点で、こてこてのタミルのサンバルの定番、ドラムスティックは、

食べにくいけど、種がチュルっとして美味しい。
モリンガ(Moringa)とも呼ばれ、こんなおしゃれにBody Shopにも登場していた。

同じものとは思えない。匂って来るものがぜんぜん違うんだもん!

2、3年前、人から頂いて香りが良くて愛用していたけど、

ドラムスティックとはイメージがぜんぜん違いすぎて、全く繋がっていませんでした。

指摘されても気が付かず、パッケージをよくよく見てからやっと気付いたほどです。

いまだに同じものとは思えません。


でも、ドラムスティックの種から取れるオイルは、栄養価が高く、お肌にも良いらしいです。

日本ではわさびの木と呼ばれています。

ヴィシュの日レポート

太陽がおひつじ座に入る、タミルの新年です。

今日は地元の家族連れがいっぱい来ました。

米粉水で描く幾何学模様、ランゴーリ。これぞ神業。
こちらで勉強をしている日本人の家庭人の女性も、ランゴーリを習い始めて、
毎朝4時おきで、テンプルで腕を披露してくれています。

数百人の人が来ました。
家庭人の生徒2人が、今日の食べ物をスポンサーしてくれました。
・ パパド
・ ギー付きチャパティ
・ タマリンド・ライス
・ 野菜のココナッツ和え
・ マンゴーソース
・ セモリナのパヤサム

ごちそうさまでした。


タミルの新年

Happy Tamil New Year!

今日は「ヴィシュ」と呼ばれる南インドの新年です。

なんか、インドにいると毎月新年を祝っているような気がしますが。

テンプルの掲示板

特別プージャーのプラサーダム

伝統的な飾り付け。
様々なフルーツや穀物、それと
自分(=一番吉兆なもの)を見るための鏡

新しいパンチャーンガ(ヒンドゥー暦)と、鏡を向いているダクシナムールティー。
なぜダクシナムールティーが鏡を向いているのかは、またブログでゆっくり説明しますね。

今日は新年なので、吉兆なものを見るのが良い日です。
ゆえに、起きて目をつぶったまま手を引いてもらって鏡の前に行き、
自分の顔をみるのです。

自分が一番吉兆だとは、さすがインドですね。ヴェーダーンタの国です。



Medha みちかの関連サイト